習国家主席“アメリカをも超える強国建設”長期政権へ強い決意

中国で16日から始まった共産党大会で、習近平国家主席は台湾統一に強い意欲を示すとともに、今世紀半ばまでに社会主義現代化強国を建設する目標を強調し、党トップとしての3期目入りをにらみ、長期政権を担う強い決意をにじませました。

習近平国家主席は、16日から始まった5年に1度の中国共産党大会で、党トップの総書記として報告を行いました。

この中で習主席は台湾をめぐって「最大の誠意と努力で平和的な統一を堅持するが、決して武力行使を放棄しない」と述べ、統一のためには武力行使も辞さない姿勢を示したうえで「祖国の完全な統一は必ず実現しなければならないし必ず実現できる」と強い意欲を表明しました。

また、習主席は「社会主義現代化強国の全面的な完成を実現し、中華民族の偉大な復興を推進する」と述べ、建国から100年となる今世紀半ばまでに、アメリカをも超える強国を建設するという目標を重ねて強調しました。

そして、目標の実現に向けてはこれからの5年間が重要な時期になるとしたうえで、2035年までに、1人当たりのGDP=国内総生産を中程度の先進国の水準に引き上げることなどを掲げました。

今回の党大会では、現在69歳の習主席が「68歳で引退する」という慣例を破って、党トップとして異例の3期目入りするのは確実とみられていて、将来的な目標を示すことで、長期政権を担う強い決意をにじませた形です。