性犯罪 被害者支援のフォーラム 秋篠宮ご夫妻も出席 東京

性犯罪の被害者支援をテーマにしたフォーラムが、秋篠宮ご夫妻も出席されて東京 千代田区で開かれ、国の法制審議会で進められている法改正の議論の見通しや、被害の実態について弁護士や当事者が講演しました。

フォーラムは、犯罪被害者や遺族を支援する民間団体「全国被害者支援ネットワーク」が毎年行っていて、27回目となることしは性犯罪をテーマに意見が交わされました。

性犯罪の被害者支援に取り組む上谷さくら弁護士は、現在法制審議会で行われている法改正に関する議論について講演し、「日本は性的行為への同意を判断できるとみなされる年齢が13歳とあまりに低く、幼い子どもたちがつらい目にあっている。現在、16歳まで引き上げることを軸に検討が進んでいる」と述べました。

また、性的な目的で子どもを手なずけ、心理的にコントロールする「グルーミング」と呼ばれる手法についても近年、SNSの普及などから被害にあう子どもたちが増えていることから、罪に問うための議論が続いていると説明しました。

8歳の時に路上で連れ去られ、性犯罪の被害にあった大分県の工藤千恵さんは、「性暴力はその人の尊厳を踏みにじり、何十年にもわたって人生に影響を及ぼします。性被害への理解が深まれば誰にとっても生きやすい社会になると信じています」と訴えました。

会場には秋篠宮ご夫妻も出席し、工藤さんの講演を聞かれていました。