東京都 大規模接種会場でコロナ「BA.5」対応ワクチン接種開始

新型コロナウイルスのオミクロン株のうち、感染の主流になっている「BA.5」に対応するワクチンの接種が14日から東京都の大規模接種会場で始まりました。

オミクロン株の「BA.5」に対応したワクチンの接種は、準備が整った自治体で13日から始まっていて、都も14日から大規模接種会場で始めました。

このうち、都庁の北展望室の会場では、午前9時半の開始とともに、訪れた人が次々と接種を受けていました。
接種対象となるのは従来のワクチンで2回目か3回目までを終えた12歳以上の人で、都民でなくても都内に通勤・通学をしている人も受けられます。

また、前回の接種から少なくとも5か月以上経過していることが条件で、事前の予約がなくても受けられるということです。

都内の病院に勤める40代の看護師の女性は「『BA.5』の感染が広がっているときに対応ワクチンを早速、打つことができてよかった」と話していました。

都の木村圭介新型コロナウイルスワクチン担当課長代理は「感染拡大を防ぐためにワクチンが有効なので早めの接種を検討してほしい」と話していました。