ウクライナ南部 ロシア軍がミサイル攻撃 ウクライナ軍は進軍か

ロシア軍は、13日もウクライナ南部の都市でミサイル攻撃を行うなど、市民の犠牲が増えています。
これに対し、ウクライナ軍は、反撃の勢いを強め、南部ヘルソン州では支配地域の奪還に向けて進軍していると見られます。

ロシア軍は、13日もウクライナ各地で攻撃を行い、このうち南部ミコライウ市では、未明に激しいミサイル攻撃がありました。

ウクライナの非常事態庁によりますと、この攻撃で5階建てのアパートに住んでいた2人が死亡し、5人の行方が分からなくなっているということです。

また、キーウ州の当局は、首都キーウの近郊で無人機による複数の攻撃があったと明らかにしました。

ロシア軍は、一方的に併合したウクライナ南部のクリミアにつながる橋で起きた爆発への報復だとして、大規模なミサイル攻撃を行い、ウクライナ大統領府のティモシェンコ副長官は11日までの2日間で市民合わせて37人が死亡したほか、けが人が134人に上ったと明らかにしています。

一方、ウクライナ軍は、東部や南部ヘルソン州などで反撃の勢いを強め、アメリカのシンクタンク「戦争研究所」は12日、ウクライナ軍がヘルソン州北部にある5つの集落を解放したと指摘しています。

また、イギリス国防省は13日「ヘルソンを占領するロシア側の当局はヘルソンから市民を避難させる準備を指示したようだ。ロシア側は、ヘルソン市まで戦闘が及ぶと考えている可能性がある」と分析し、ウクライナ軍は、ヘルソン州では支配地域の奪還に向けて進軍していると見られます。