G20 米“バイデン大統領はプーチン大統領と会談の意向なし”

アメリカのホワイトハウスは来月、インドネシアで開かれるG20=主要20か国の首脳会議でバイデン大統領が、ロシアのプーチン大統領と会談を行う意向がないことを明らかにしました。

ロシアのラブロフ外相は11日、来月インドネシアで開かれるG20=主要20か国の首脳会議にプーチン大統領が対面で出席した場合、アメリカから提案があればバイデン大統領と対話する可能性を排除しない姿勢を示しました。

これについてアメリカ・ホワイトハウスのジャンピエール報道官は12日、記者団に対して「バイデン大統領に会談を行う意向はない」と述べ、ロシア側にウクライナへの対応の変更を求めました。

首脳会談を巡っては、バイデン大統領自身も前の日に行われたCNNテレビのインタビューの中で「ロシアがウクライナ国内にとどまっているかぎり交渉するつもりはない」と述べて、否定的な考えを示していました。