プロ野球 西武の新監督 松井稼頭央ヘッドコーチが就任へ

プロ野球、西武の新しい監督に、今シーズン、ヘッドコーチを務めた松井稼頭央氏が就任することになりました。

西武は、クライマックスシリーズのファーストステージ敗退が決まった今月9日に、辻発彦監督の退任を発表し、後任の人選を進めていました。

球団関係者によりますと、今シーズン、ヘッドコーチを務めた松井氏に監督就任を要請し、本人も受諾したということです。

13日に正式に発表することにしています。

松井氏は大阪府出身の46歳。

平成6年に、大阪のPL学園からドラフト3位で西武に入団し、入団後にスイッチヒッターに挑戦して、走攻守の三拍子がそろった内野手として活躍しました。

そして、大リーグに挑戦して3球団でプレーしたあと日本球界に復帰し、楽天で7年プレーしたあと、平成30年に古巣の西武で引退しました。

日米通算のヒット数は2705本でした。

引退した翌年から西武の2軍監督を務め、今シーズンは、1軍のヘッドコーチとして辻監督を支えました。

松井氏には、今シーズンチーム打率がリーグ最下位の打撃陣の立て直しや、令和元年以来のリーグ優勝が期待されます。