タイのリゾート地にアメリカ映画題材のテーマパークがオープン

タイのリゾート地に、アメリカ映画を題材にしたテーマパークが12日に開業し、タイ政府は、新型コロナウイルスの影響で大きく落ち込んだ観光の再生につなげたいと期待しています。

タイのリゾート地パタヤ近郊に開業したのは、ソニーグループのアメリカの映画会社「コロンビア・ピクチャーズ」の作品「ゴーストバスターズ」や「ジュマンジ」などを題材にしたテーマパークです。

世界初のコロンビア映画のテーマパークとして、タイの開発業者とともに整備し、新型コロナの影響でおよそ1年遅れでオープンしました。
初日の12日は、外国人観光客やタイ人の家族連れなど、大勢の人たちが訪れ、映画のキャラクターたちの出迎えを受けました。

敷地内には「ゴーストバスターズ」など、映画のキャラクターをあしらった、さまざまなウォータースライダーのほか、プールに浮かびながら映画やコンサートを鑑賞できるアトラクションなどが設けられています。

イギリス人の男性は「立派な施設ですね。映画をテーマにしたスライダーなど、子どもたちが好きなものばかりです」と話していました。

また、タイ人の女性は「新型コロナで、3年間こうした観光施設に来られなかったので、すごく来たかったです」と話していました。

タイでは、この施設のほかにもテーマパークが相次いで建設されていて、今月から外国人観光客の本格的な受け入れを再開させる中、タイ政府は、新たな観光資源として期待しています。