林外相 ウクライナ駐日大使らと面会 支援継続の考え伝える

林外務大臣は、UNHCR=国連難民高等弁務官事務所の駐日代表やウクライナの駐日大使らと面会し、ロシアによるウクライナに対する大規模なミサイル攻撃を強く非難したうえで、ウクライナの人たちへの支援を継続する考えを伝えました。

林外務大臣は、12日に外務省でUNHCRのファルカス駐日代表やウクライナのコルスンスキー駐日大使、それに、ウクライナからの避難民を受け入れているポーランドなど5か国の駐日大使と面会しました。

この中で、林大臣は、ロシアによるウクライナに対する大規模なミサイル攻撃について「国際法違反であり、断じて正当化できない」と強く非難したうえで、避難民をはじめウクライナの人たちへの支援を継続する考えを伝えました。
これに対し、UNHCRのファルカス駐日代表は「日本からの支援と貢献に深く感謝する。そのおかげで女性や子ども、高齢者など支援のニーズに対応できており、引き続き日本のリーダーシップに期待する」と述べました。

また、ウクライナのコルスンスキー大使は「ミサイルで攻撃を受け、避難民はさらに増えることが見込まれる。ポーランドやルーマニアなどから支援してもらっているが、避難民が戻れるようになることを望んでいる」と述べました。