円相場 約24年ぶり1ドル=146円台まで値下がり 介入時水準超え

12日の東京外国為替市場、円相場は、およそ24年ぶりに1ドル=146円台まで値下がりし、政府・日銀が先月22日にドル売り円買いの市場介入を行った時の円安水準を超えました。

12日の東京外国為替市場では、アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会による大幅な利上げが続くとの見方が広がり、円相場は1ドル=146円台前半まで値下がりしました。

円相場が1ドル=146円台になるのは、1998年8月以来、およそ24年ぶりです。

政府・日銀は先月22日に1ドル=145円台後半まで円安が進んだ際に、ドル売り円買いの市場介入を行いましたが、その水準を超え、さらに円安が進んだことになります。

午後5時時点の円相場は、11日と比べて、53銭円安ドル高の1ドル=146円16銭から19銭でした。

ユーロに対しては、11日と比べて66銭円安ユーロ高の1ユーロ=141円88銭から92銭でした。

ユーロはドルに対して、1ユーロ=0.9706から08ドルでした。

市場関係者は「1ドル=146円を超えて円安が進むと、投資家の間で市場介入が再び行われるのではないかとの警戒感が強まり、円が買われる場面もあった」と話しています。

松野官房長官「過度な変動には適切に対応」

松野官房長官は午前の記者会見で「日々の為替相場の動きについて、逐一コメントすることは差し控えるが、いずれにせよ、引き続き、為替市場の動向を高い緊張感を持って注視するとともに、過度な変動に対しては適切な対応を取りたい」と述べました。