「全国旅行支援」予約サイト アクセス集中でつながりにくく

政府の新たな観光需要の喚起策「全国旅行支援」が11日から始まりましたが、予約サイトや旅行会社のホームページに午前中からアクセスが集中し、一部つながりにくい状況になっています。

このうち、宿泊予約サイト「楽天トラベル」を運営する「楽天グループ」によりますと、11日午後4時の時点でも、検索や予約など一部のサービスにアクセスしづらい状況が続いています。

全国旅行支援の対象となる宿泊などの予約が11日から始まったことが影響しているとみられるということです。

「楽天グループ」はホームページ上に「午前10時すぎより検索、予約、およびご予約の確認・キャンセルがしづらい事象が発生しております。大変ご迷惑をおかけいたしますことを深くおわび申し上げます」というコメントを掲載しました。

大手旅行会社「JTB」のホームページもつながりにくい状況となり、国内旅行の予約サイトには時間をおいてアクセスするよう案内するメッセージが表示されていました。

また、旅行予約サイトの「じゃらんnet」などもつながりにくい状況になったほか、旅行会社の「クラブツーリズム」では電話回線が混雑していることを知らせるメッセージがホームページに掲載されました。

SNS上には「予約サイトが軒並みつながらない」とか「混雑していて予約できない」といった声が相次いで投稿され、中には「申し込みたい宿泊施設の予約がすでに埋まっていた」という声もありました。