
岸田首相 3年ぶり開催F1日本GPであいさつ「元気の手がかりに」
新型コロナの水際対策が11日から緩和されるのを前に、岸田総理大臣は、3年ぶりに開かれたF1日本グランプリを訪れ、「日本や世界が元気になる手がかりになれば」と期待感を示しました。
新型コロナの影響で2年続けて中止となっていた、世界最高峰の自動車レースF1の日本グランプリは、2019年以来3年ぶりに三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで開催されました。
岸田総理大臣は決勝レースを前にあいさつし「3年ぶりに世界の鈴鹿が戻ってきた。ぜひ日本が、そして世界がまた一歩、元気になる手がかりになればと心から期待をしている」と述べました。
このあと、岸田総理大臣は記者団に対し「あさって、11日からは水際対策も緩和される。さまざまなイベントを通じて、全国各地で多くの国民の皆さんにこうしたイベントを楽しんでいただき、日本の活力につなげていただければと期待している」と述べました。
また、「技術革新が、自動車製造業を超えて、まちづくりやサービス産業などあらゆる分野にどのような変化をもたらしていくのかも、今回、見たり聞いたりした。来月にも、関係閣僚とともに自動車産業の方々と直接、意見交換する場を持ち、次の『モビリティ政策』を考える場にしたい」と述べました。