マレーシアのLNG生産設備でトラブル 日本への供給に影響懸念

LNG=液化天然ガスの生産国のマレーシアでは、生産設備の主要なパイプラインでガスが漏れるトラブルが発生したことが明らかになりました。
日本にとってマレーシアは、オーストラリアに次ぐLNGの調達先で、トラブルが長期化した場合、日本への供給に影響が出ないか、懸念されています。

マレーシアの国営エネルギー会社「ペトロナス」は、LNGの原料となるガスを運ぶパイプラインでガス漏れのトラブルが発生し、一部のプラントで生産に影響が出ていることを8日、発表しました。

「ペトロナス」はガス漏れの理由は先月下旬の地滑りだとしています。

これを受けてLNGの製造と販売を手がける「ペトロナス」の子会社は、購入相手への供給義務を免れる「不可抗力条項」を宣言しました。

「ペトロナス」の子会社に一部、出資している大手商社の三菱商事は、マレーシアからLNGを調達している日本のガス会社などへの影響について精査中だとしています。

財務省の貿易統計によりますと昨年度、日本が輸入したLNGの13%余りがマレーシアからでオーストラリアに次ぐ調達先となっていて、トラブルが長期化した場合、日本への供給に影響が出ないか懸念されています。