“宇宙から地球に戻る費用を” 約440万円詐取 詐欺事件で捜査

国際宇宙ステーションで勤務する外国人を名乗る人物から「日本に着いたら結婚してほしい」などと言われ地球に戻るためのロケット費用などの名目で、滋賀県の女性が現金およそ440万円をだまし取られたことがわかり、警察は詐欺事件として捜査しています。

国際宇宙ステーション勤務と名乗る人物とSNSで知り合う

警察によりますと、被害にあった滋賀県東近江市の65歳の女性はことし6月、国際宇宙ステーションに勤務する外国人男性を名乗る人物とSNSを通じて知り合いました。

求婚のメッセージと“地球に戻る費用”の名目など現金要求

その後、「日本を拠点にしたい。日本に着いたら結婚してくれませんか」とか「1000回言っても伝わらないけど、言い続ける。愛している」などとメッセージが相次いで届き、地球に戻るためのロケットの費用や着陸料などの名目で、現金を振り込むよう要求されました。

話を信じ現金440万円を振り込むも不審に思い警察に届け出

女性は話を信じてしまい、9月までのおよそ1か月間に5回にわたって現金合わせておよそ440万円を振り込みましたが、その後も要求が続いたため、不審に思い、警察に届け出たということです。

警察は詐欺事件として捜査

SNSなどで知り合った相手に外国人を名乗って恋愛感情を抱かせ、一度も会わないまま多額の金をだまし取る手口の「国際ロマンス詐欺」は各地で被害が相次いでいて、警察は詐欺事件として捜査するとともに注意を呼びかけています。