「根室さんま祭り」は、水揚げ量が12年連続で全国一の根室市で旬のサンマを提供する恒例の催しで、新型コロナウイルスの影響で中止が続いていましたが9日、3年ぶりに開催されます。
これを前に花咲港では7日朝も大型船5隻が戻り、およそ140トンのサンマを水揚げしていました。
3年ぶり開催「根室さんま祭り」へ水揚げ最盛期 北海道 根室
旬のサンマを楽しむ「根室さんま祭り」が9日、北海道根室市で開催されます。これを前に花咲港では水揚げが最盛期を迎えています。


サンマ漁は近年、記録的な不漁が続き、ことしも厳しい状況ですが、先月下旬からは漁獲量も上向きになってきていて、8月の漁の開始当初は小さいものが多かったものの、いまは100グラムを超えるものが増えたということです。

9日開かれる「根室さんま祭り」では、およそ3トンのサンマを確保し、100円で食べ放題にして提供するということです。

根室さんま祭り実行委員会の得能浩志事務局長は「サンマの確保が課題だったが、なんとかめどがたった。漁場からいちばん近いところで鮮度が抜群のサンマを楽しんでほしい」と話していました。