円相場 1ドル=145円前後に 米の大幅利上げ観測強まり円安進む

7日の東京外国為替市場、アメリカの大幅な利上げ観測が強まったことを背景に円安が進み、円相場は1ドル=145円前後で取り引きされました。

午後5時時点の円相場は、前日と比べて、33銭円安ドル高の1ドル=144円90銭から92銭でした。

一方、ユーロに対しては、前日と比べて1円30銭円高ユーロ安の1ユーロ=141円98銭から142円2銭でした。

ユーロはドルに対して、1ユーロ=0.9798から99ドルでした。

市場関係者は、「アメリカの大幅な利上げ観測が強まったことで円が売られたが、円安が進むと政府・日銀の市場介入への警戒感が強まり、円を買い戻す動きも出て、日中は1ドル=145円前後で取り引きされた。日本時間の今夜発表されるアメリカの雇用統計の結果を見極めようと、積極的な取り引きを控える投資家も多かった」と話しています。