インドネシア サッカー暴動 警察官など6人に刑事責任追及へ

インドネシアでプロサッカーリーグの試合後に起きた大規模な混乱で100人以上が死亡したことを受け、警察は催涙ガスの使用を命じたなどとして警察官を含む合わせて6人について刑事責任を追及する方針を明らかにしました。

インドネシアの東ジャワ州マラン県で10月1日、プロサッカーリーグの試合のあと、観客の一部がグラウンドに入り込み、これに対し警察が催涙ガスを発射したところ大規模な混乱となり、多くの人が折り重なるように倒れるなどして警察によりますとこれまでに131人の死亡が確認されました。

政府は死亡した35人は3歳から17歳だとしていて、国内では、警察の対応が過剰だったと批判が強まっています。

こうしたなか、警察のトップが6日夜会見を開き、警察官3人とプロリーグの幹部1人、そして当日試合を行っていたホームチームの安全管理の担当者2人の合わせて6人について、刑事責任を追及する方針を明らかにしました。

警察官3人についてはスタジアム内で禁じられているにも関わらず、催涙ガスの使用を命じたなどとしています。
また、プロリーグの幹部は、スタジアムの点検を怠ったほか、ホームチームの担当者は、定員を上回る観客を入れたり、観客の避難を妨げたりしたとしていずれも過失致死などの疑いがあるとしています。

一方、インドネシア政府は、警察の捜査と並行し、特別チームを設けて原因の究明を進めていて、1か月以内には調査を終えたいとしています。