インドネシア サッカー暴動 大統領が現場視察“真相究明徹底”

インドネシアのジョコ大統領は、大規模な混乱が起きた東ジャワ州のサッカースタジアムを5日視察し、真相究明を徹底すると強調しました。また、警察はこれまでに131人の死亡が確認されたと発表しました。

インドネシアの東ジャワ州マラン県では今月1日、プロサッカーリーグの試合のあと、負けたチームのサポーターの一部がグラウンドに入り込み、大規模な混乱となりました。

これに対して、警察が催涙ガスを発射したためパニックになった観客が折り重なるように倒れるなどして、警察によりますとこれまでに131人の死亡が確認されました。
インドネシアのジョコ大統領は5日現地でけがをした人たちが手当てを受けている病院を訪れたほか、現場のスタジアムを視察しました。

ジョコ大統領は現地で行った演説の中で、スタジアムの出口が施錠されていたことなどが犠牲を拡大させた可能性があるという見方を示しました。

そして「何事も隠蔽せず、誤った行為をした者は処分し、もし犯罪行為に関与した者がいれば処罰する」と述べて、真相究明を徹底すると強調しました。

インドネシア国内では催涙ガスを使った警察の対応は過剰だったとして、政府や警察などへの批判が強まっていて、インドネシア政府は対応に追われています。