北朝鮮が弾道ミサイル発射 被害の情報なし

北朝鮮から弾道ミサイルが発射されたことを受けて、水産庁は日本の漁船に被害がないか確認を進めていますが、午前8時半時点で、被害の情報は入っていないということです。

原子力規制庁 北海道や東北の原子力発電所など影響なし

原子力規制庁によりますと、北海道や東北にある原子力発電所や使用済み核燃料の再処理工場については、いずれも北朝鮮のミサイル発射による影響はなかったということです。

海上保安庁 “日本に関係する船舶への被害の情報なし”

海上保安庁は巡視船や航空機を派遣するなどして日本周辺の海域で被害などの確認を進めていますが、これまでに日本に関係する船舶への被害の情報は入っていないということです。

第1管区海上保安本部 被害確認されず 航空機派遣し確認進める

第1管区海上保安本部によりますと、午前8時半現在、北朝鮮から発射された弾道ミサイルによる被害は確認されていないということです。

航行警報などを出して船舶への注意喚起を行うとともに、巡視船などによる安全確認を実施しています。

また、ミサイルが日本のEEZ=排他的経済水域の外側の太平洋上に落下したとみられることを受け、太平洋の海域に向けて航空機を派遣し、船舶への被害や落下物がないかなど、確認を進めるということです。

消防庁 被害の情報なし

総務省消防庁は関係する自治体から情報を収集していますが、午前8時30分の時点で被害の情報は入っていないということです。

青森県 被害の情報なし

青森県によりますと県は4日午前7時43分に危機対策本部を設置して情報収集にあたっていて、午前8時45分時点で、被害の情報は確認されていないということです。

青森県危機管理局の簗田潮次長は、午前9時すぎ、報道各社の取材に対し、「北海道、青森地域の上空を通過したということで、県民に不安を与える、そして場合によっては危険を及ぼす行為だと思う」と非難しました。

そのうえで「ミサイルは通過したということだが、不審物などを発見した際には近寄らずに、まずは警察、消防や市町村などに連絡してほしい」と呼びかけています。

青森県 太平洋沖の大型のイカ釣り船などに被害なし確認

青森県水産振興課によりますと、北朝鮮によるミサイルが発射された当時、青森県の太平洋沖では大型のイカ釣り船など合わせて4つの船が漁に出ていましたが、午前8時の時点でいずれも被害はないことが確認されたということです。

漁業者男性「逃げようがないので非常に不安」

千葉県から、青森県八戸市の近海にサバやイワシの漁に来ていた70歳の漁業者の男性は「サイレンが鳴ったので、船員を全員起こして船内で待機していましたが、『丈夫な建物の中で窓から離れて』と言われても、船内では逃げ場がないので太平洋上に落下したと聞いて安心しました。ふだんは、30キロから50キロほどの沖合で操業していますが、ミサイルが飛んで来たら海上では逃げようがないので、非常に不安です」と話していました。

原子力規制庁 原子力発電所に影響なし

原子力規制庁によりますと、北朝鮮からのミサイル発射の情報を受け、北海道にある北海道電力・泊原子力発電所と青森県にある東北電力・東通原発、それに福島県にある東京電力・福島第一原発からはいずれも今のところ影響はないという連絡を受けたということです。