通園バス園児死亡 事件受け休園のこども園が再開 静岡 牧之原

先月、3歳の女の子が通園バスの車内に取り残され、死亡する事件が起きた静岡県牧之原市の認定こども園が、事件の発生からまもなく1か月となる3日、再開しました。

先月5日、牧之原市にある認定こども園「川崎幼稚園」で、3歳の女の子が、通園バスの車内におよそ5時間にわたって取り残され、熱中症で死亡しました。

事件を受けて、こども園は休園を続けてきましたが再発防止に向けて登園時などの人数確認のマニュアルを改定したとして、事件の発生からまもなく1か月となる3日、再開しました。

入り口には、プライバシー保護のため青色のテントが張られ、午前7時半から、園児を連れた保護者が次々と入っていく姿がみられました。

園によりますと、登園が再開されたのは保育部の園児で、幼稚部は6日から再開されます。

一方、バスによる園児の送迎は、安全が確保されるまで中止することにしています。

また、市によりますと167人の園児のうち3日までに合わせて22人の園児の保護者から転園の申し込みがあったということです。
こども園を運営する学校法人の増田多朗理事長は「ご遺族の気持ちを考えると再開の判断はなかなかできませんでしたが、再開を望む声が保護者からも上がったので、安心安全なマニュアルが整備されたことをもって判断しました。悲惨な事件は絶対に起こさないという覚悟で皆さんに納得していただけるような園を目指してまいりたい」と話していました。