臨時国会きょう召集 経済対策や旧統一教会めぐり論戦へ

参議院選挙の後、初めての本格的な論戦の舞台となる臨時国会が3日召集されます。
物価の高騰などを受けた経済対策や旧統一教会と政治との関係などをめぐって議論が交わされる見通しです。

第210臨時国会は3日召集され、会期は12月10日までの69日間です。

3日は午後、天皇陛下をお迎えして開会式が行われたあと、衆参両院の本会議で岸田総理大臣の所信表明演説が行われます。

岸田総理大臣は物価の高騰などを受けた新たな総合経済対策として「構造的な賃上げ」を実現するため、成長分野で働くための学び直しなどの支援に5年間で1兆円を投入する方針や電気料金の値上がりによる家計などの負担を和らげる対策を講じる考えを示すことにしています。

これに対する各党の代表質問は5日から3日間、衆参両院で行われます。

政府 与党側は各種の世論調査で内閣支持率が低下するなか、新たな総合経済対策を今月中にまとめたうえで、その裏付けとなる今年度の第2次補正予算案を早期に成立させることで信頼回復につなげたい考えです。

一方、野党側は政府の経済対策が十分なものとなるかただすとともに、旧統一教会と閣僚や自民党の関係それに安倍元総理大臣の「国葬」をめぐる検証や今後の対応について、政府 与党を追及する方針です。

与野党は来年春の統一地方選挙も見据え激しい論戦を繰り広げる見通しです。