奈良 修学旅行バス事故 過失運転傷害容疑で警察が営業所を捜索

28日、奈良県斑鳩町で修学旅行中の小学生を乗せたバスが車5台と衝突し5人がけがをした事故で、警察は30日、過失運転傷害の疑いで愛知県豊田市にあるバスの営業所を捜索しました。50代のバスの運転手は運転中に意識を失ったとみられ、警察が詳しい状況を調べています。

28日、奈良県斑鳩町で愛知県豊田市から修学旅行中の小学6年生30人を乗せたバスが対向車線にはみ出し、車5台と衝突しました。

この事故で、衝突された車に乗っていた20代から80代の男女4人が軽いけがをしたほか、バスを運転していた57歳の男性運転手も大けがをしました。

バスの児童たちにけがはありませんでした。

警察が調べたところ、バスのドライブレコーダーに事故の直前、運転手が意識を失った様子が写っていたほか、現場ではブレーキ痕などは確認できなかったということです。

この事故で警察は30日、バスの運転手が勤務する「名鉄観光バス」の愛知県豊田市にある営業所を過失運転傷害の疑いで捜索しました。

NHKの取材に対し、名鉄観光バスは、出発前の検温やアルコール検査などに異常はなく運転手に病歴などもないと説明しています。

警察は、押収した資料を分析するなどして運転手の体調に問題がなかったかなどを詳しく調べることにしています。

名鉄観光バス「状況を確認中」

名古屋市の名鉄観光バスは、捜索を受けていることについて「現在状況を確認中ですが、警察の捜査には協力してまいります」と話しています。