無印良品を展開「良品計画」が “500円ショップ“ 物価高対応

身近なモノの値上がりが続く中、大手雑貨チェーンが大半の商品を税込み500円以下にした新しいタイプの店を始めました。

新しい店は無印良品を展開する「良品計画」が30日、東京 三鷹市にオープンしました。

これまでの店舗よりも小型で、キッチン用品や化粧水といった日用品や雑貨、それに食品などおよそ3000品目のうち3分の2程度を税込み500円以下の商品にしました。

会社では、このところの物価高で、消費者の間に価格を抑えた商品を求める動きが広がっていると分析し、こうした需要を取り込もうと店を作りました。

また新型コロナウイルスの感染拡大以降、自宅で過ごす時間が増える中、生活必需品の需要が高まっていることも背景にあるということです。

会社では来年2月末までに、都心部の駅や住宅街を中心に30店舗の出店を目指すということです。

良品計画の永原拓生営業本部長は「お客様の声を聞きながら、安価で品質の高い商品を届けていきたい」と話していました。