AED使える「救命サポーター」増加へ 専用スマホアプリ開発

突然心停止した人にAEDを使った処置ができる「救命サポーター」を増やそうと、医師などで作る団体が最寄りのAEDの場所を表示するスマートフォンのアプリを開発し活用を呼びかけるプロジェクトを始めました。

AEDは突然の心臓の異常で心停止した人に電気ショックを与える医療機器で、胸骨圧迫とともに救命処置に欠かせず、全国に60万台以上設置されています。

AEDは一般の人が使用できるようになってから18年がたちましたが医師などで作る日本AED財団によりますと、誰かの目の前で倒れた人がAEDで処置を受けた割合は5%未満にとどまっているということです。

このため財団ではAEDを使って処置ができる人を「救命サポーター」と名付け、こうした人たちを増やすプロジェクトを始めることになり専用のアプリを開発しました。

アプリには「最寄りのAEDを検索する」機能があり、クリックすると現在地から最も近くにある3つのAEDの場所と行き方が表示され、緊急で使用したい時、探す時間を短縮できます。
また救命方法の流れをイラストで確認できるほか、まだアプリで地図上に表示されていないAEDを新たに登録することもできます。

日本AED財団の石見拓専務理事は「心臓が止まった人の救命には1秒でも早くAEDを使うことが重要で、このアプリを活用して多くの人に救命サポーターになってもらい救える命を救いたい」と話しています。