米フロリダ州にハリケーン上陸 “壊滅的被害のおそれ”

アメリカ南部フロリダ州に勢力を強めながら接近していたハリケーンが28日上陸し、気象当局は、壊滅的な被害をもたらすおそれがあるとして最大限の警戒を呼びかけています。

アメリカの気象当局によりますと、27日にカリブ海のキューバに上陸し、全土で停電を引き起こすなどの被害をもたらした大型のハリケーン「イアン」は、28日午後3時ごろ日本時間の29日午前4時ごろアメリカ南部のフロリダ州に上陸しました。

上陸したときの勢力は5段階のうち2番目に強い「カテゴリー4」で、中心の気圧は、940ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は67メートルだということです。

現地では、停電や道路が冠水するなどの被害が出ていて、フロリダ州のデサンティス知事は、非常事態を宣言して市民に避難を呼びかけています。

ハリケーンの影響で、フロリダ州に向かう航空便の欠航が相次いでいるほか、州内の多くの学校が休校となり、フロリダ州にあるディズニーワールドも、28日と29日は閉園すると発表しています。

気象当局は、フロリダ州やその周辺の地域では強い雨や風、それに高潮で壊滅的な被害が出るおそれがあり、命が脅かされている状況だとして最大限の警戒を呼びかけています。