空自 ドイツ空軍と初の共同訓練 インド太平洋での連携強化図る

航空自衛隊は28日、ドイツ空軍との共同訓練を国内で初めて行いました。
インド太平洋地域への関与を強めているドイツ軍との連携強化を図りたいとしています。

共同訓練を行ったのは、航空自衛隊のF2戦闘機3機と、ドイツ空軍の戦闘機「ユーロファイター」3機で、28日夕方、訓練を終えた戦闘機が茨城県の百里基地に相次いで着陸しました。

航空自衛隊とドイツ空軍が国内で共同訓練を行うのは初めてで、今回は編隊を組んで飛行し、意思の疎通や技量の向上を図ったということです。

ドイツはおととしまとめた外交や安全保障などに関する指針で、インド太平洋地域への関与を強める方針を示していて、ドイツ空軍は今月上旬にかけてオーストラリアで行われた多国間の軍事演習に参加したほか、去年11月にはドイツ海軍のフリゲート艦がおよそ20年ぶりに日本に寄港し、海上自衛隊と共同訓練を行っています。

今回はドイツ空軍トップのゲルハルツ総監が、みずから戦闘機を操縦して訓練に参加していて、航空自衛隊は今後も訓練などを通じて、ドイツ軍との連携強化を図りたいとしています。

ドイツ空軍総監「ドイツ軍はこの地域で関与強化の予定」

訓練のあとドイツ空軍のゲルハルツ総監は「ドイツ空軍の総監として、戦闘機を操縦して飛来するというのは、日本との関係を大事にしているという証しだ。ドイツ政府はインド太平洋地域を非常に重要視していて、指針に沿って活動している。今後もドイツ軍はこの地域での関与を強化していく予定で、1回きりではなく、今後、継続的に行っていく」と話していました。