政府・日銀実施の22日の市場介入 “3兆円規模に上る可能性”

急速な円安に歯止めをかけるため、今月22日に政府・日銀が実施したドルを売って円を買う市場介入について、民間の金融仲介会社は、3兆円規模に上る可能性があると推計しています。

政府・日銀は、今月22日、急速な円安に歯止めをかけるため、外国為替市場でドルを売って円を買う市場介入に踏み切りました。

これについて、日銀が26日夕方発表した日々の資金の流れをまとめた統計によりますと、市場介入の資金が決済される27日、およそ3兆6000億円の資金が、日銀を通じて金融機関から政府に移動する見通しです。

民間の金融仲介会社によりますと、このうちの大半が市場介入による資金だとみられるということで、その額は3兆円規模に上る可能性があると推計しています。

政府・日銀による市場介入の直後、円相場は、1ドル=140円台前半まで急速に値上がりしましたが、その後は、日米の金利差の拡大を背景に、再び円安が進んでいて、市場では、介入の効果がいつまで持続するのか不透明だという指摘も出ています。