6万世帯超断水の静岡 清水区 3万世帯余に工業用水などで供給へ

台風15号の影響で、静岡市清水区で大規模な断水が起きている問題で、静岡市は27日から、県の工業用水などを活用し、断水している世帯のおよそ半数にあたる3万1000世帯で、トイレや掃除などに使える生活用水を供給する作業を行うと発表しました。
市では「蛇口から水が出るようになっても最低限の使用にとどめ、検査で安全が確認されるまでは飲まないでほしい」と呼びかけています。

静岡市清水区では台風15号の影響で、主な水源である興津川の取水口が、流木で塞がれるなどの被害が出て、およそ6万3000世帯で断水が続いています。

こうした中、静岡市は、27日から県の工業用水や井戸水、それに、取水口に流れ始めた水を使って、断水している世帯のおよそ半数にあたる3万1000世帯で、トイレや掃除などに使える生活用水を供給する作業を行うと発表しました。

具体的には、JR東海道線と東名高速道路の間にある「巴川ブロック」の2万7000世帯と、その東側から興津川までの「興津ブロック」の4000世帯に供給する方針です。

その後、28日は3600世帯、29日は2万1400世帯、30日は3000世帯と順次、ほかの地域にも供給範囲を広げていく予定だということです。

いずれの地域でも、飲み水に使えるのは、生活用水の供給開始から2日後を見込んでいて、市では「蛇口から水が出るようになっても最低限の量の使用にとどめ、検査で安全が確認されるまでは飲まないでほしい」と呼びかけています。