園児が車内に… クラクション鳴らし助け呼ぶ訓練 静岡

静岡県牧之原市の認定こども園で3歳の女の子が通園バスの車内に取り残され熱中症で死亡した事件を受けて、静岡市の自動車学校で26日、園児がクラクションを鳴らして助けを呼ぶ訓練が行われました。

この訓練は静岡市の自動車学校が静岡中央警察署と共同で行ったもので、「あい保育園古庄」の2歳から6歳の園児40人余りが参加しました。

園児たちはまず、警察官などから万が一、車内に取り残された時にはハンドルの中心部分のクラクションを強く押して助けを呼ぶことを教わりました。

続いて、用意された車に1人ずつ乗り込み、後部座席から運転席まで移動すると、目印として紙が貼り付けられたクラクションの部分を両手で力強く押していました。力が足りずにクラクションが鳴らない場合は、座席に立ってお尻で押すようにアドバイスを受けていました。

参加した園児は「ハンドルの真ん中の音が鳴るところを押すようにします」と話し、女性の保育士は「力が弱い子は押す場所が分かっていても音が鳴らない場合があることを知ることができてよかったです」と話していました。

自動車学校の松本成立校長は「地域の人にはクラクションの音が聞こえた時には車内を確認し、開けられないときには警察や消防に連絡をしてもらいたい」と話していました。