バスケットボールも対象に 新スポーツくじ「WINNER」販売開始

これまでサッカーだけが対象となってきた、スポーツ振興の財源などに充てられる「スポーツくじ」に、新たにバスケットボールが対象に加わることなり、26日から販売が始まりました。

スポーツくじはスポーツの環境整備に向けた財源の確保を目的に、平成13年から販売が始まり、これまでサッカー・Jリーグなどの試合結果を予想する「toto」などが販売されてきました。

くじを運営する日本スポーツ振興センターは都内で記者会見を開き、新たにバスケットボールのBリーグと、サッカーのJリーグなどの試合を対象に、1試合の結果や優勝チームを予想する「WINNER」というくじを26日から販売すると発表しました。

会見にはアンバサダーに就任した木村拓哉さんも登場し「スポーツファンから新たな熱視線を向けられると思うので、選手も熱い思いに応えられるよう全力でプレーしてほしい」と期待を寄せました。

サッカー以外の競技がスポーツくじの対象となるのはこれが初めてで、1試合の予想はサッカーが両チームの得点と勝敗によって18択、バスケットボールは得点差と勝敗によって16択から選ぶ方式となっています。
「WINNER」では、売り上げの一部がそれぞれのリーグのクラブチームに直接還元される仕組みも導入されます。

日本スポーツ振興センターによりますと、スポーツくじの開始以降、これまでに売り上げからおよそ2300億円がスポーツの振興に充てられてきたということです。

拡大するスポーツくじ 昨年度の売り上げは過去最高に

日本スポーツ振興センターが運営しているスポーツくじは、スポーツの環境整備に向けた財源確保を目的に、平成13年から全国で販売が始まりました。

くじの対象となっているのは、これまではサッカーだけで、開始当初は、Jリーグなどの指定された13試合の結果を予想する「toto」のみの販売でした。

そこから徐々に種類が増え、平成18年からはコンピューターが無作為に結果を選び高額の当せん金で注目された「BIG」が始まるなど、これまでに8種類のくじが販売されてきました。

さらに平成25年からは対象となる試合に海外サッカーが加わるなど、拡大路線をたどってきました。

日本スポーツ振興センターによりますと、スポーツくじの売り上げは、平成13年度は643億円でしたが、昨年度・令和3年度は1131億円にのぼり、過去最高を記録したということです。

売り上げのうち、払戻金や経費などを除いた額がスポーツ振興の助成金や国庫納付金に充てられ、今年度・令和4年度は、スポーツ施設の整備や競技団体などへの強化・育成、そして地域のスポーツクラブの活動などの補助金として、およそ160億円が配分されるということです。