大相撲 新十両の栃武蔵が初優勝 新十両の優勝はおよそ4年ぶり

大相撲秋場所の十両は、新十両の栃武蔵が25日の千秋楽を待たずに初めての優勝を決めました。新十両の十両優勝は平成30年九州場所以来およそ4年ぶりです。

秋場所の十両は、23日の13日目を終えた時点で新十両の栃武蔵がただ1人2敗で星の差2つの4敗で北青鵬が追う展開でした。

14日目の24日、北青鵬が先に敗れて5敗となったため千秋楽を待たずに栃武蔵の初めての十両優勝が決まりました。

栃武蔵はこのあと熱海富士に押し出しで敗れて11勝3敗となりました。

春日野部屋の栃武蔵は埼玉県入間市出身の23歳。

地元の相撲クラブで相撲を始め、和歌山県の箕島高校から中央大学に進み、2年生で全国学生選手権で優勝して「学生横綱」になりました。

去年の春場所に三段目100枚目格付け出しで初土俵を踏み、持ち味の右四つの相撲で順調に番付を上げて先場所、幕下2枚目で5勝2敗の成績を挙げ十両昇進を果たしました。

しこ名を菅野、改め栃武蔵として臨んだ今場所は、左上手を引いて力強い寄りや投げを中心に初日から6連勝するなど白星を伸ばしました。

新十両が優勝するのは平成30年九州場所の友風以来およそ4年ぶりです。

栃武蔵「前に前にというイメージがよかった」

新十両の場所で優勝した栃武蔵は「今場所は立ち合いから前に前にというイメージでいけたところがよかった」とここまでの取組を振り返りました。

そのうえで24日の取組で3敗目を喫したことについて「優勝してうれしい気持ちもあるが、24日は負けてしまったので反省しないといけない点もある。一番一番集中して先を見ないで頑張っていこうと思う」と話しました。