NY外為市場 143円台前半に値下がり 日銀介入も円安進むおそれ

政府・日銀は22日、ドル売り円買いの市場介入に踏み切りましたが、23日のニューヨーク外国為替市場の円相場はじわじわと値下がりし、1ドル=143円台前半まで下落しました。

政府・日銀による市場介入で外国為替市場の円相場は、おととい、1ドル=145円台から一時、1ドル=140円台前半まで円高方向に動きました。

23日のニューヨーク外国為替市場では、日米の金利差が意識されて再び円が売られ、より利回りが見込めるドルが買われて円相場はじわじわと値下がりし、1ドル=143円台前半まで下落しました。

市場では、政府・日銀によるさらなる市場介入への警戒感が広がっている一方、アメリカの長期金利の上昇傾向が続いて日米の金利差が拡大すれば再び円安が進むおそれがあるとの見方が強まっています。

市場関係者は「日本単独での市場介入だったとの見方が出ていることに加えて、円安の要因が日米の金利差にあることから介入の効果は長続きしないと見る投資家も多く、円安に歯止めがかかるかどうかは不透明だ」と話しています。