日本とモンゴル外交樹立50年 学生が交流合宿 栃木 那須町

日本とモンゴルが外交関係を樹立してからことしで50年となったことにあわせ、両国の若者が2泊3日の合宿生活を通して、互いの文化への理解を深める催しが行われています。

この催しは、1972年2月に日本とモンゴルが外交関係を樹立してからことしで50年の節目となったのにあわせ、外務省が若者どうしの交流を進めようと開いたもので、栃木県那須町に日本とモンゴルの学生およそ70人が集まりました。

初日の23日は、モンゴルの若者たちが、日本の学生たちに自国の文化を紹介し、「デール」と呼ばれるモンゴルの民族衣装をどのように着るのか教えたり、広大な草原を表現した歌を披露したりしていました。
また、夕食の時間にはモンゴルでお祝いのときに食べるという「ボーズ」と呼ばれる蒸し餃子を一緒に作って交流を深めていました。

参加者たちは、25日まで合宿生活をすることにしていて、22歳のエンフアマガラン・アナルさんは「日本にすごい興味がありますが、日本ではモンゴルといえば、草原とかしか知らないので、ほかのことも知ってもらえたらうれしいです」と話していました。

また、大学1年生の西川莉花さんは「楽しく過ごせ、友達も増えました。モンゴルに行ってみたいです」と話していました。