手話言語の国際デーに手話を題材にした映画の試写会

9月23日は国連が定める「手話言語の国際デー」です。手話をテーマにした映像作品を視覚障害者の人たちにも届けようと音声ガイドを制作する活動に密着したドキュメンタリー映画が完成し、東京都内の映画館で試写会が行われました。

映画「こころの通訳者たち」は、演劇のセリフを手話で通訳する「舞台手話通訳者」の活動を記録した映像作品を目が見えない人たちに届けようと音声ガイドの制作に奮闘する映画館のスタッフたちを追ったドキュメンタリー作品です。

試写会は、実際に音声ガイドの制作に取り組んでいてこの映画の舞台にもなった東京・北区にあるミニシアター「シネマ・チュプキ・タバタ」で行われ、手話通訳士の人たちなどが映画を鑑賞しました。

手話には独特の言い回しやニュアンスがあり、声で話すことばに置き換えるのは難しいとされていますが、作品では、映画館のスタッフと目や耳が不自由な人たちが議論を重ねながら音声ガイドを作り上げていく姿がつぶさに記録されていて、思いを伝え合うことの意味について考えさせられる作品となっています。

監督を務めた山田礼於さんは「障害のあるなしとは関係なく、人と人とが対話をすることの大切さが描けたと思います」と話していました。

この映画は来月1日から東京・北区の「シネマ・チュプキ・タバタ」で公開されます。