クアッド外相会合 常任理事国拡大含め国連改革で一致

日本、アメリカ、オーストラリア、インドの4か国の枠組み、クアッドの外相会合が開かれ、中国を念頭にいかなる一方的な現状変更の試みにも強く反対することを改めて確認するとともに、国連安全保障理事会の常任理事国の拡大を含め国連改革を進めていくことで一致しました。

ニューヨークでの国連総会に合わせて日本時間の23日夜開かれた会合には、林外務大臣、アメリカのブリンケン国務長官、オーストラリアのウォン外相、インドのジャイシャンカル外相が出席しました。

会合ではインド太平洋地域の情勢をめぐって意見を交わし、覇権主義的な動きを強める中国を念頭に、いかなる一方的な現状変更の試みにも強く反対することを改めて確認しました。

その上で「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、引き続き連携を図ることで一致しました。

また林大臣はロシアによるウクライナ侵攻などを踏まえ「国際秩序が揺らぎパンデミックや食料安全保障などの課題に国際社会が直面する中、安保理改革を含む国連全体の機能強化が重要だ」と主張しました。

そして4人の外相は、安全保障理事会の常任理事国と非常任理事国の拡大を含め国連改革を進めていくことで一致しました。

さらに▼「ランサムウェア」と呼ばれる身代金要求型の悪質なプログラムに連携して対処することや▼人道支援や災害救援の分野で協力を深めることも確認しました。