中国 集団暴行の主犯格被告に懲役24年 党大会前に早期幕引きか

中国の裁判所は、飲食店の女性客に集団で暴行し、けがをさせたとして傷害の罪などに問われた主犯格の被告に対し、初公判から10日で懲役24年の判決を言い渡しました。事件をめぐっては、犯罪グループと警察の癒着を批判する声が相次いだことから、習近平指導部としては、来月の共産党大会を前に早期に幕引きを図り、国民の不満を和らげたいねらいがあるとみられます。

国営の中国中央テレビは23日、河北省にある裁判所が唐山の飲食店でことし6月、女性客に集団で暴行し、けがをさせたとして傷害の罪などに問われた主犯格の被告に対し、懲役24年の判決を言い渡したと伝えました。

このほか、合わせて起訴された犯罪グループの男女27人にそれぞれ懲役6か月から11年の判決が言い渡されました。

事件をめぐっては、女性客に対する激しい暴力や犯罪グループと警察の癒着を批判する声がインターネット上で相次ぎ、地元の警察幹部が賄賂を受け取ったとして処分されるなど高い関心を集めていました。

判決は初公判から10日で言い渡され、習近平指導部としては、来月開かれる共産党大会を前に、犯罪に対する厳しい姿勢を示すとともに早期に幕引きを図り、国民の不満を和らげたいねらいがあるとみられます。