ニューヨークでの国連総会にあわせて、日本時間の23日朝、国連安全保障理事会の常任理事国入りを目指す日本、ドイツ、ブラジル、インドの4か国は外相会合を開き、日本からは林外務大臣が出席しました。
会合では、ロシアによるウクライナ侵攻によって国際秩序の根本が揺らいでいるという認識を共有し、安保理改革の実現に向けて意見を交わしました。
この中で林大臣は、安保理改革を進めるにあたっては、総会や事務総長を含めた国連全体の機能強化を図る中で機運を高めていく必要があると指摘しました。
そして4人の外相は、アフリカやアメリカなどの関係国と連携しながら早期に具体的な成果を目指すことで一致しました。
会合のあと林大臣は記者団に対し「安保理改革は各国の立場の違いもありこれまで大きな進展が得られていないのも事実だが、関係国とよく意思疎通を図りながら早期に進展が得られるよう努力したい」と述べました。
常任理事国目指す4か国外相 “安保理改革の実現向け 成果を”
国連安全保障理事会の常任理事国入りを目指す、日本、ドイツ、ブラジル、インドの4か国は外相会合を開き、安保理改革の実現に向けて関係国と連携しながら早期に具体的な成果を目指すことで一致しました。
