関西電力 高浜原発3号機と4号機で「特別点検」40年超の運転へ

関西電力は、運転開始から37年が経過した福井県高浜町にある高浜原子力発電所3号機と4号機について、法律で原則40年までとされている運転期間の延長を目指し、22日から「特別点検」を始めたと明らかにしました。

東京電力福島第一原発の事故のあと、原発の運転期間は法律で原則40年に制限され、最大20年の延長を申請する条件として、原子炉などの劣化状況を詳しく調べる「特別点検」が義務づけられています。

22日午後、福井県庁を訪れた関西電力の水田仁原子力事業本部長代理は、野路博之安全環境部長に高浜原発の3号機と4号機で22日から「特別点検」に入ったことを伝え、定期検査中に相次いで傷が見つかった、蒸気発生器の取り替えを検討する考えも示しました。

高浜原発3号機と4号機は運転開始から37年が経過し、40年の運転期間が3年後の2025年に迫っていて、今回の「特別点検」開始で、運転期間の延長に向けたプロセスに入ることになります。

実際に40年を超えて運転するには「特別点検」のあと、原子力規制委員会の審査に通る必要があり、これまでに合格したのは全国で4基となっています。