アジア各国 急速に通貨安が進む 米FRBの大幅利上げ継続姿勢で

22日の外国為替市場では、アメリカの中央銀行にあたるFRBが今後も大幅な利上げを続ける姿勢を示したことで、インドやフィリピンの通貨がドルに対して過去最安値まで売られるなど、アジア各国でも急速に通貨安が進みました。

22日の外国為替市場では、ドルを買ってアジア各国の通貨を売る動きが急速に広がりました。

アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会が21日まで開いた会合で0.75%の利上げを決め、今後についても大幅な利上げを続ける姿勢を示したことでドルが買われたためです。

アジア各国では通貨安が急速に進み、日本時間の22日午後4時までの時点で、インドのルピー、フィリピンのペソはいずれも一時、ドルに対して過去最安値をつけました。

また、タイのバーツはおよそ16年ぶり、韓国のウォンもおよそ13年半ぶりの水準まで一時、売られました。

市場関係者は「アジアの一部の国では貿易収支の悪化もあり、通貨安が進みやすくなっている。アジア各国からは資金が流出する傾向が強まり、経済の先行きに懸念が高まっている」と話しています。