日野自動車データ不正 新たに4機種のエンジン認証を取り消し

日野自動車のおよそ20年にわたるデータ不正問題で、国土交通省は22日、性能が満たないと新たに確認された4つの機種のエンジンの認証を取り消しました。日野自動車に対する認証の取り消し処分はこれで2度目となります。

日野自動車のデータ不正をめぐって、国土交通省は先月から行っていた立ち入り検査の結果を受け、エンジンの生産に必要な「型式認証」を22日、取り消す処分をしました。

対象は、トラックやバスに搭載する大型のエンジン1機種と、建設機械用のエンジン3機種の合わせて4つです。

これに伴い、いすゞ自動車のバスに搭載されているエンジンも認証を取り消しました。

国土交通省はことし3月に日野自動車に対し、国として初めて認証を取り消す処分をしましたが、さらなる不正が明らかになったことで2度目の取り消し処分となりました。

一連の不正問題を受け、国土交通省は自動車メーカーに対し、排出ガスや燃費の試験に関わる監査を強化して再発防止を図るほか、日野自動車については、会社側に組織風土の抜本的な改革などを求める是正命令を出し、再発防止策を来月上旬までに報告するよう求めています。

日野自動車「再発防止に全社を挙げて取り組む」

認証が取り消されたことを受け、日野自動車は「皆様のご迷惑に真摯(しんし)に向き合い、その影響の最小化に尽力するとともに、二度とこのような事態を引き起こすことがないよう、再発防止ならびに企業としての再生に向けて、全社を挙げて取り組んでまいります」とコメントしています。