スイスがマイナス金利解除 主要国では日本のみ「維持」に

スイスの中央銀行は22日、インフレを抑えるため政策金利をマイナス0.25%から0.5%に引き上げ、マイナス金利を解除することを決めました。
世界の主要国の中でマイナス金利を維持している中央銀行は日銀だけとなります。

スイスの中央銀行、スイス国立銀行は22日に金融政策を決める会合を開き、現在マイナス0.25%となっている政策金利を0.75%引き上げ0.5%にすると発表しました。

幅広い商品やサービスに広がるインフレを抑えるためだとしています。

スイスの中央銀行の利上げは前回6月から2会合連続で、2015年の導入から8年近く続けてきたマイナス金利を解除しました。

マイナス金利の解除は、ことし7月のヨーロッパ中央銀行、今月のデンマークの中央銀行に続くもので、世界の主要国の中でマイナス金利を維持している中央銀行は日銀だけとなります。

アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会が3回連続で0.75%の異例の利上げに踏み切るなど、金融引き締めを加速する主要国の中央銀行と、大規模な金融緩和を続ける日銀の政策の方向性の違いが際立つ形となります。