ローソン アバター使いリモートで接客できる技術 試験導入へ

コンビニエンスストア大手のローソンは、分身の「アバター」を使って、店員がリモートで接客できる技術を試験的に導入すると発表しました。
慢性的な人手不足に対応しようと、コンビニ業界では新たな技術を活用する動きが始まっています。

発表によりますと、ローソンは、無人のセルフレジの横などに専用のモニターを設置し、店員が分身となるアバターで接客する技術を試験的に導入します。

このアバターは、客からレジの操作方法や商品の陳列場所などの質問を受けると、リモートで対応する店員の声や手の動きをほぼ遅延なく反映できます。
接客の質を落とさずに店の従業員の数を減らすのがねらいで、ことし11月から都内1店舗で試験的に導入し、2025年度には全国200以上の店舗に拡大したいとしています。

22日の会見で竹増貞信社長は「アバターによって1人の店員が複数の店舗で働くことができ、生産性が上がる。冷たいデジタル化ではなく、人の暖かさも感じられる理想的な店をつくりたい」と述べました。

ファミリーマートも新たな会計システム導入

また、「ファミリーマート」は、カメラやセンサーでそれぞれの客が手に取った商品を識別したうえで、客がレジへ移動すると商品をスキャンしなくても会計できるシステムの導入を6店舗で始めています。

コンビニ業界では、深夜帯を中心に働き手の不足が深刻となっていて、少ない従業員で店舗を運営するため、新たな技術を活用する動きが始まっています。