自民 秋の臨時国会 来月3日召集の見通し 立民に伝える

秋の臨時国会について、自民党は立憲民主党に対し、来月3日に召集されるとの見通しを伝えたうえで、先の臨時国会で実施が見送られた安倍元総理大臣の追悼演説を行いたい考えを示し、与野党で調整を進めることになりました。

自民党の高木国会対策委員長は22日午後、国会内で立憲民主党の安住国会対策委員長と会談し、秋の臨時国会について、政府が来月3日に召集する方針であることを伝えました。
これに対し、安住氏は立憲民主党以外の野党各党も含めた与野党の国会対策委員長会談を開いて、与党として臨時国会の方針などを説明するよう求めました。

また、高木氏は先月の臨時国会で実施が見送られた、安倍元総理大臣の追悼演説を次の国会で行いたいという考えを示し、安住氏も「慣例に従い、きちんと対応させていただく」と応じ、今後与野党で調整を進めることになりました。

政府が提出する法案 18件程度の方向

秋の臨時国会をめぐり政府・与党は、政府が提出する法案を18件程度とする方向で調整を進めています。

具体的には、
▽衆議院の小選挙区を「10増10減」するための公職選挙法の改正案や、
▽今後の感染症のまん延に備え、都道府県が地域の中核となる医療機関に医療の提供を義務づけるなどとした感染症法の改正案、
▽それに妊娠や出産の時期によって父親を推定している「嫡出推定」の制度をめぐり、再婚している場合は離婚から300日以内に生まれた子どもでも今の夫の子と推定することなどを盛り込んだ民法の改正案などです。

このほかにも提出を検討している法案があり、詰めの調整を行うことにしています。

一方、物価の高騰などを受けて、政府が来月中にまとめることにしている新たな総合経済対策をめぐり、その裏付けとなる今年度の第2次補正予算案の提出についても今後検討される見通しです。