大リーグ 大谷翔平 3番DHでフル出場 7試合連続ヒット

大リーグ、エンジェルスの大谷翔平選手がレンジャーズ戦に指名打者でフル出場し、痛烈な打球で7試合連続となるヒットを打ちました。

大谷選手は21日、相手の本拠地テキサス州アーリントンでのレンジャーズ戦に3番指名打者で先発出場しました。

1回の第1打席は、2アウトランナーなしの場面で初球をライト前に引っ張り、打球速度181.5キロの痛烈な当たりで7試合連続ヒットをマークし、続く4番ウォード選手のツーランホームランで先制のホームを踏みました。
4回の第2打席はショートゴロに倒れましたが、7回、先頭で迎えた第3打席は、ファーストゴロの当たりで持ち味の俊足を生かして内野安打とし、2試合ぶりに複数安打をマークしました。

このあとウォード選手の打球が鋭いピッチャーライナーとなって飛び出していた大谷選手は一塁に戻れずダブルプレーとなりました。

2対7とリードを許して迎えた9回の第4打席は、ノーアウト一塁の場面で際どいコースの変化球を見逃して三振し、大谷選手はこの試合、4打数2安打で打率は2割7分に上がりました。

エンジェルスはそのまま2対7で敗れました。

ネビン監督代行 ”あすは翔平を休養させる予定”

試合後、エンジェルスのネビン監督代行は「あすは翔平を休養させる予定だ。代打としては起用可能だが先発メンバーからは外す。トラウトを指名打者として起用する」と話しました。

チームは、現地時間の22日の試合後にテキサス州オースティンから飛行機で2時間余りをかけ次の遠征先のミネソタ州ミネアポリスまで移動する予定で、大谷選手が23日のツインズ戦で先発登板を控えていることを考慮し、休養を取らせて負担を軽減するねらいがあるということです。

引退表明のカート・スズキ “翔平と同じ時間を共有 光栄だ”

この試合の前には、大谷選手とバッテリーを組んだことのあるベテランキャッチャーのカート・スズキ選手が今シーズンかぎりでの引退を表明しました。

日系アメリカ人3世のスズキ選手はハワイ出身の38歳。

2007年にアスレティックスで大リーグにデビューし、昨シーズンからエンジェルスでプレーしていました。

日本名は「キヨシ」で、勝負強いバッティングと穏やかな人柄で日本の野球ファンにも親しまれてきましたが、21日の試合前に今シーズンかぎりでの引退を表明しました。

取材に応じたスズキ選手は、昨シーズン16試合でバッテリーを組んだ大谷選手について「生きているうちに翔平のような選手をまた見られるかは分からないが、チームメートとして同じ時間を共有し彼の旅の一部となれたことは本当に光栄だ」と話しました。

そして、現役時代のいちばんの思い出としてナショナルズに所属していた2019年のワールドシリーズ優勝をあげ、「今後はフルタイムの夫、父親になりたい」と笑顔で話していました。