東京 老人ホーム 入所者死亡事件 職員を殺人容疑で指名手配

東京 北区の特別養護老人ホームで、入所者の92歳の女性が暴行を受け死亡した事件で、女性は胸や腕などを骨折していたほか、顔や上半身に熱湯をかけられやけどを負っていたことが分かりました。警視庁は、連絡が取れなくなっている50歳の職員が、女性に暴行して殺害したとして殺人の疑いで逮捕状を取り、全国に指名手配しました。

今月16日、北区浮間の特別養護老人ホームで、入所者の山野邉陽子さん(92)が、血を流して倒れているのが見つかり、死亡が確認されました。

警視庁によりますと、女性は胸や腕など複数箇所を骨折していて激しい暴行を受けたほか、顔から上半身にかけての広い範囲に熱湯をかけられやけどを負っていたことが分かったということです。

警視庁は、何者かに暴行を加えられたとみて捜査していましたが、当日から連絡が取れなくなっている職員の菊池隆容疑者(50)が殺害した疑いがあるとして殺人の疑いで逮捕状を取り、22日、全国に指名手配しました。

容疑者はこの日、宿直勤務で出勤していましたが、女性が倒れているのが見つかった時点ではすでに姿がなく、コンビニエンスストアなどで現金およそ90万円を引き出していたということです。

その後、都内からJRに乗って千葉県の我孫子駅で降り、タクシーで茨城県つくば市方向に向かったということで、警視庁は顔写真などを公開して行方を捜査するとともに、情報の提供を呼びかけています。