ロシア プーチン大統領の予備役動員発表受け出国模索の動きも

ロシアのプーチン大統領が、ウクライナに派遣する兵士について、予備役を部分的に動員すると発表したことを受けてロシア国内では戦地に派遣されるのを避けるために出国を模索する動きがみられます。

ロシアのプーチン大統領は21日、国民向けのテレビ演説を行い、ウクライナへの侵攻を続ける考えを改めて強調したうえで、戦地に派遣する兵士について、職業軍人だけでなく、有事に招集される、いわゆる予備役を部分的に動員すると発表しました。

招集するのは、軍務経験がある予備役に限定されるとしていて、ショイグ国防相は、動員の規模は30万人だと説明し、訓練を受けたあと、戦地に派遣するとしています。

これを受けて、ロシア国内では戦地に派遣されるのを避けるために出国を模索する動きがみられます。

IT大手「グーグル」のインターネット検索サービスの動向を分析するサイトによりますと、「航空券」に関連する検索がそれまでの2倍以上の水準となっているほか、「出国」を意味することばの検索も急激に増加しています。
こうした中、ウクライナのゼレンスキー大統領は、ニューヨークの国連本部で開かれている国連総会でビデオ演説し、ロシアが予備役を部分的に動員し、ウクライナ国内の支配地域で「住民投票」と称する活動を始めようとしていることについて「ロシアが戦争を望んでいることを示している」と批判し、国際社会にさらなる支援を呼びかけました。