中国軍無人機が台湾海峡「中間線」越え頻繁に進入 台湾国防部

中国軍の戦闘機などが台湾海峡の「中間線」を越えて台湾側の空域に入ることが常態化したのに続き、今月に入ってからは軍用の無人機の進入も頻繁に確認されるようになっています。

台湾国防部は21日、中国軍の航空機延べ38機が台湾周辺の空域で活動し、このうち、延べ17機が台湾海峡の「中間線」やその延長線を越えて台湾側の空域に入ったと発表しました。

最も多く確認されたのは、戦闘機ですが、偵察・攻撃型無人機「TBー001」や偵察型無人機「BZK-005」など合わせて3機の無人機も含まれていました。

中国軍は、先月のアメリカのペロシ下院議長の台湾訪問をきっかけに、戦闘機などによる「中間線」を越える飛行を常態化させていますが、今月に入ってからは、軍用の無人機が台湾側の空域に進入することも頻繁になり、台湾国防部は、これまでに6機種を確認しています。

中国寄りの論調をとる香港の新聞「大公報」は「各種の無人機が、かわるがわる飛行しているのは、中国の陸・海・空の各軍が台湾海峡を重点訓練区域とし、実戦的な訓練科目がどんどん多様化していることのあらわれだ」と報じています。