米FRB大幅利上げ受け 東京市場や政府・日銀の対応に注目集まる

アメリカのFRB=連邦準備制度理事会が大幅な利上げを決めたことを受けてニューヨーク市場では円相場が一時、1ドル=144円台後半まで値下がりしたほか株価が大きく下落しました。
このあとの東京市場の円相場や株価の値動きのほか政府・日銀の対応にも市場の注目が集まっています。

今回、FRBが大幅な利上げを決めたことでこのあと取り引きが行われる東京外国為替市場で日米の金利差が一段と意識されると円を売ってより利回りが見込めるドルを買う動きが強まる可能性もあります。

こうした中、日銀は22日、2日目の金融政策決定会合を開き、会合では、景気を下支えするため、大規模な金融緩和を続ける方針が確認される見通しです。

会合のあとには黒田総裁が記者会見を行う予定で、さらに円安が進んだ場合、日銀はどうするのか、黒田総裁の発言内容に市場は注目しています。

加速する円安に対し、政府・日銀は警戒レベルを上げてきました。

円相場が1ドル=145円に迫った先週14日、鈴木財務大臣は、「市場介入も含めてあらゆる手段を排除せずやるべきことをやる」とした上で、「やるときには間髪入れずに瞬時にやる」と発言しています。

また同じ14日には、市場介入を視野に入れた準備の動きとされる「レートチェック」を日銀が銀行などに対して実施したため、金融市場の一部には急速な円安に政府・日銀がドル売り円買いの市場介入に踏み切ることへの警戒感もでています。