浜田防衛相「南西地域の防衛体制 目に見える形で強化」

浜田防衛大臣は、日本最西端の沖縄県の与那国島にある駐屯地を訪れ、中国による台湾への圧力強化などを念頭に南西地域の防衛体制を目に見える形で強化していく考えを示しました。

浜田防衛大臣は21日、自衛隊機で日本最西端の沖縄県の与那国島を訪れました。

先月にはアメリカのペロシ下院議長の台湾訪問に反発した中国が弾道ミサイルを発射し、その一部が与那国島から北北西におよそ80キロの海域に落下していて、浜田大臣は島の最も西側の地点に立って、110キロほど離れた台湾の方角などを確認しました。

このあと浜田大臣は陸上自衛隊の駐屯地で隊員らに訓示し「一人一人の働きが南西地域の防衛、ひいてはわが国の安全保障に直結するという自覚を持ちながら職務に全力でまい進してほしい」と述べました。

このあと浜田大臣は記者団に対し「南西地域の防衛体制の強化は喫緊の課題だ。この地域への部隊配置はわが国への攻撃を抑止する効果を高めるものであり、引き続き警戒監視活動などに万全を期すとともに、防衛体制を目に見える形で強化していきたい」と述べました。

また浜田大臣は来年度、与那国駐屯地に有事の際相手の通信やレーダーを妨害する電子戦部隊を配備する方針を示しました。