原子力規制庁の検査官2人 検査官証持たず原発などに立ち入り

原子力規制庁の検査官2人が、法律で携行が義務づけられている「検査官証」を持たずに原子力発電所などに複数回立ち入っていたことが分かりました。

これは21日に開かれた原子力規制委員会の会合で事務局の原子力規制庁から報告されました。

それによりますと、ことし7月から今月にかけて、検査官2人が、法律で携行が義務づけられている「検査官証」を持たずに原子力発電所や核燃料再処理工場など全国6か所の原子力関連施設に延べ8回にわたって立ち入っていたということです。

2人はいずれもことし7月に検査グループに配属された管理職で、過去に検査の経験もあったということですが、検査官証の携行が必要なことを認識していなかったということです。

2人の異動情報が内部で共有されず、検査官証が未発行だったということです。

原子力規制庁では、去年10月にも検査官証などの所在不明が明らかになり、再発防止を図っていたところでした。