台風14号 断水続く宮崎 高原町 学校給食調理できず非常食提供

台風14号による断水が続く宮崎県高原町では、一部の地域で学校の給食の調理ができず非常食が提供されています。

高原町では台風14号の影響で、町内の7割余りの世帯に水を供給する水源地の近くで土砂崩れが起き、今も断水が続いています。

学校の授業は通常どおり行われていますが、断水の影響で一部の地域では給食の調理ができず、町内の小中学校、合わせて3校で21日から非常食が給食として提供され始めました。

このうち高原中学校では、生徒たちがタンクにためた水を使って手を洗ったあと、米とルーが一緒に袋に入っていて、そのまま食べられる非常食のカレーなどを食べていました。

非常食は急きょ、町が用意したもので、断水が復旧するまで当面の間は続く予定だということです。
学校ではこのほか、断水の影響で、バケツにためたプールの水をトイレに利用しているほか、家庭で洗濯ができない生徒もいることから、制服以外の服装での登校を認めるなどの対応をとっています。

町によりますと、水源地近くの道路にたまった土砂や流木の撤去作業を進めていて、21日の時点で半分以上の撤去が終わる見通しだということですが、復旧のめどは立っていないということです。

給食を食べた3年生の女子生徒は「非常食ですが、おいしかったです。学校ではトイレや手洗いなども思うようにできず困っています。節水に取り組みたい」と話していました。